ビールのはなし
ビールって奥が深いです。
アイルランドといえば!なビール。
その中でももっとも有名なギネスビール
を使ったギネスシチュー。
美味しそうです。
エールとラガー
日本はラガービールが主流ですが、アイルランドではエールビールが多いそうです。
2つの違いは、モルトにホップを加えて発酵する際の、この発酵方法の違い。
エールビールは高温で短時間発酵する上面発酵
ラガービールは低温で長時間発酵する下面発酵
ギネスビールはエールビールの一種・スタウトの一つです。
酵母が麦汁の表面に浮き上がってくるため「上面発酵」と呼ばれていて、発酵期間は3日程、熟成期間は2週間程度と、ラガーと比べて短いそうです。
エールビールは芳醇で濃厚な味わいが特徴で、ペールエール・IPA・スタウト・ペルジャンホワイト・フルーツビールなどなど、たくさんのスタイルがあります。
(私の大好きなヒューガルデンホワイトはペルジャンホワイトです!)
飲み方としては、ラガーとは違って、冷やしすぎないことが大切です。
ワインと同じように扱うといいかもしれません!
黒ビール
スタウトはエールビールの一種ですが、同じエールの黒ビールであるイギリスのポーターとはなにが違うのでしょうか。
最初にロンドンで作られていた「ポーター」がアイルランドに持ち込まれ、「スタウト・ポーター」に改良されたとのこと。
ポーターがローストした麦芽と一緒にブラウン麦芽を用いたのに対し、スタウトはペール麦芽を用いています。ここが両者の違いといえます。
この違いから、スタウトの方がより強いロースト感があり、ドライですっきりとした味わいになるそうです。
黒ビールと呼ばれるビールは他に、ドイツ生まれの「シュバルツ」がありますが、こちらは上記2つとは違い、ラガービールです。
(日本のメーカーが出している黒ビールの多くはこれだそうです)
アイルランドのビール
ギネスビール
もっとも有名な黒ビール。大麦を使っています。
クリーミーな泡が特徴的。完全に泡が上に上がりきるまで待つのがポイントで、それまでの時間「119.5秒」とのこと。
同じ見た目の「ギネス エクストラスタウト」でも、様々な種類があり、日本では飲めないものもあるそうです!
マーフィーズ
コークで醸造。コークのある南部では特に人気が高いそうです。
チョコレート・コーヒーの香りのなかにフルーティさもあり、ギネスと比べて苦味は抑えめ。
キルケニー
カラメルモルトによる綺麗な赤色をしています。炭酸は弱めでフルーティ。
ギネス同様、完全に泡が上に上がりきるまで待つのがポイント。泡はめっちゃ長持ちするのでラテアートのようなことができるそうです。
スミティックス
レッドエールビール。キルケニーと同じ醸造所。
キルケニーと比べてコク・香りは強め(と言っても軽い飲み口)。
なんと日本では未販売です。これも絶対飲む。
ハープ(ラガー)
挙げた中で唯一のラガービールです。近年若者には軽い飲み口のラガー人気があるようです。
度数3.6%で、さっぱりとした後味。
ビールいろいろ
ついこの間NHKでやっていたのですが、
これ!
三浦春馬とJUJUさんが大好きでいつも見ているんですが、ベルギービールの特集をやっていたんです。
ベルギーでは「ビール」の定義が曖昧で、本当にどんなビールでも作れる、と行っていました。フランスで言うワインのような立ち位置になるみたいです。
夢がありますね。
あといろんな種類のビールがあ(りすぎ)るので
例えば泡の出方、ちょうどいい温度、どういう時に飲むか(馬に乗りながら飲める形のグラスなんていうのがありました!どんなシチュエーション!)など
醸造所がそれぞれ自分のところのビールに合うグラスを作っているそうです。
ベルギービール巡り、絶対やりたい・・・!
あとこれです。
絶対絶対楽しい〜〜〜。
航空券安いです。(特急券か?)
まとめ
黒ビール、重くてすぐお腹いっぱいになるなあと思っていてあんまり得意ではなかったのですが(上で書いたように軽めのフルーティなものが大好きです)
この間初めて瓶のギネスを飲みまして、え〜〜わ〜こんなに飲みやすいんだ!と感動しました。
ダブリンのパブで生のギネス飲むの、本当に楽しみです。
アイルランドにはギネスだけではなくいろんな種類のビールがあるので、飲み比べをするのもよいですね。