紅茶おいしい!
紅茶が好きです。
紅茶って
私の住んでいる地域(田舎)は、紅茶よりコーヒーの選択肢が圧倒的に多いなあと感じます。
紅茶専門店が一軒(一軒・・・)あるのですが、それと百貨店の中のお店だけです。
都会に行けばたくさんありますよね、いいなあ・・・!
あと、カフェで紅茶の種類って多くないですよね。
アイスティー・ホットティー(だいたいダージリン)、たまにフレーバーティーちょっと。みたいな。
世界の紅茶
お茶の消費量の多い国ランキング
ちょっと情報古いですが…。1位トルコ、2位アイルランド、3位イギリス。日本は9位です。
世界全体で見ると、アラブ圏の国の消費量が多いようです。
理由としては、イスラム教で飲酒が禁止されていて、コーヒーや紅茶を飲む習慣があったから。
特に消費量の多いトルコでは、1950年代に国の政策でコーヒーが輸入禁止になったことがあり、その代わりとして紅茶がさらに飲まれるようになったそうです。
それにしても1日6杯って多い。
トルコってコーヒーのイメージが強かったのですが、どっちもめっちゃ飲むってことでしょうか?
紅茶といえばイギリスですが、消費量がヨーロッパで一番多いのはアイルランドなんですねー。
紅茶自体は18世紀にイギリスから伝わりましたが、WW2に突入し、アイルランドが中立を宣言すると、これに対し連合国側であったイギリスからの制裁として、紅茶の供給が減らされることとなりました。
制裁を受けたことから1970年代に入るまで、ヨーロッパを経由せず、生産国からの直接輸入を行ったため、独自の紅茶文化ができていった、ということのようです。
リプトン先生のわかりやすい歴史解説
アイルランドの紅茶
飲み方は、濃いめに出してミルクを入れてマグカップで飲む!というのが一般的みたいです。
アフタヌ〜ンティ〜♡って感じではないんですね。でもホテルでは美味しいアフタヌーンティーを味わえそうです!
うわあああかわいいいいいい
と思って、やっているところをいろいろ調べていたのですが
アードギラン城
こちらの古城でも、アフタヌーンティーいただけるみたいです!とても優雅ですてきです。高貴な気分になれそうですね。
多く飲まれているのはケニア茶。アイルランドの水質と相性が良いとのこと。
ちなみに、アイルランドやイギリス含めヨーロッパの多くの国の水は硬水ですが、硬水はミネラル分を多く含み、水の色が黒ずんだり香りが抑えられてしまうため、実は紅茶には向いていないそうです。
(反対に、日本の軟水は紅茶や日本茶を淹れるのに適していると言えます)
そのため、コクのある茶葉を重視する傾向にあります。
ケニア茶は、香りは高くコクもあり、渋みが少ないお茶なので、硬水で淹れても美味しくいただけるということなんですね。
ちなみに、水の硬度は含まれるカルシウムやマグネシウムの濃度で変わってきます。カルシウム・マグネシウムは地下の岩石から時間をかけて水に溶け出すものです。
島国である日本は火山性の地層で、地下水は長時間止まることなく、また地表でも急流を下っていくため、水はミネラル分をあまり含みません。
一方ヨーロッパなどの大陸は石灰質の地層で、地下水はこの地層の中をゆっくり流れ、また地表でもなだらかな川をゆっくり下っていくため、ミネラル分が蓄積され、硬度が高くなる傾向にあるそうです。
ここまで書いておいてなのですが、アイルランドもイギリスも島国ですけど硬水って言われますよね…地質の影響が一番大きいんだと思います、たぶん…
話が逸れましたが、紅茶のお話でした。